ファーストクラスの電車利用のプランにひとりで参加しました。これからＨＩＳさんの現地ツアーに参加しようとする方のために、自分の体験した旅行日程の詳しい内容を紹介させていただきます。
ロンドンへは初めて、ましてやリバプールに１人で行く気になったのは、中高生でビートルズファンになり、いつかはその誕生の地に行ってみたいというあこがれからでした。
他社催行の現地ツアーを比較検討の結果、ツアー内容が変わらないこと、ロンドンからの電車発車時刻が８：０７であること、さらにツアー料金が少し安いことがＨＩＳさんに決めた理由です。
他社のツアーではロンドンのユーストン駅に６：３０集合、乗車券を旅行会社の係員から受け取り、７：０７発の電車に乗車することになっています。時差ぼけの残る早朝の１時間の差は大きいです。
ＨＩＳさんの場合は、ユーストン駅で自ら発券手続きをする必要がありますが、自動発券機による発券はＨＩＳさんの駅コンコースの地図や発券マニュアルがあるので戸惑うこともなく意外と簡単にできました。自分名義のクレジットカードは持参必携です。発券操作が不安でしたが、やり方がわからなければ聞けばいいんだと決めていました。
宿泊先のホテルからマイペースで駅に来て簡単に乗車券を発券できたのが良かったです。自動発券機から出てきたのは、名刺サイズの往復乗車券各１枚、指定席券各１枚及び領収書１枚の合計５枚です。
日本の駅と異なり、乗り場（プラットホーム）が発車時刻の１５分前くらいにならないと決まらない。たびたび電光掲示板を見る必要がありました。改札口はありませんが、乗車口の付近に係員が立っていて乗車券をチェックします。
電光掲示板に表示された乗り場（プラットホーム）からアバンティ・ウエストコーストのリバプール行きの電車に乗車後、途中車掌による切符の検札があり、２時間余りでリバプールのライムストリート駅に到着。終点駅だから初めての人も降りたお客の流れに沿ってついていけば、問題なしです。改札口はなく、乗車券・指定席券の回収はありませんでした。
マジカルミステリーツアーの出発時刻（１４：００）までは自由行動時間でした。ライムストリート駅の正面のクイーンスクエアセンターで１日バス乗車券の購入も検討していましたが、市内各所に観光地があるのでＨＩＳさんのリバプール市内の地図を手に街歩きを楽しむことにしました。当方はピアヘッドに建つビートルズ像まで行ってみました。
アルバートドックにあるビートルズストーリーでは、ＦＡＢ４がそろったコーナーやそれぞれのコーナーがあり、ビートルズファンには見どころ満載です。日本語のオーディオガイドを聞きながらゆっくり進んでいくと時間があっという間に過ぎます。買い物時間を含めて２時間あれば十分でしょう。
売店でアビーロードの横断歩道を渡る４人の絵はがきを購入、当店限定販売のビートルズストーリーの切手（日本への航空便 １通あたり １．３５ポンド）も購入し、日本の友人と自分あてに送りました。いい思い出になります。
マジカルミステリーツアーの出発１５分前にアルバートドックツアーのチケット売り場でバウチャーを提示して厚紙のカラフルなチケットを受け取りました。
出発場所にはカラフルなツアーバスが停車していました。当方が参加したツアーバスに日本人は自分だけ、ヨーロッパ、ロシア、アルゼンチンなどの旅行客でした。乗車前に係員がカラフルなバスを背景に記念写真をとってくれます。ツアーガイド（男性のＮｅｉｌさん）の巧みなガイドや乗車中のビートルズの代表曲に、ますますビートルズファンになりました。なまり（？）のあるガイドの英語はわかりにくいですが、ツアー受付で購入した日本語版のガイドブック（１ポンド）のおかげでとても楽しいバス旅行となりました。あっという間の２時間のバスツアーでした。ツアーの途中にはトイレ休憩がないので、乗車前にトイレに行っていくことをお勧めします。
マジカルミステリーツアーの終点はキャバーンクラブから少し離れた道路上で、そこから歩いて１～２分程度でマシューストリートへ、他の参加者についていきました。マジカルミステリーツアーのチケットを見せれば無料で入場できます。マシューストリートに面した入口は狭いですが、階段を降りていったレンガ造りの館内は結構広く、ライブ演奏を楽しめました。ツアーの切符を見せると、キャバーンクラブの絵ハガキをプレゼントされました。キャバーンクラブはビートルズファンには見逃せない聖地ですね。
電車内では、愛想の良い乗務員による接遇、座席は対面で地元の人との会話がはずみました。食事は往復とも少なめですが、飲み物や果物、デザートもついていて満足できるものでした。両駅とも２階のファーストクラスラウンジでは、ゆったりとした空間で飲み物やお菓子をいただきました。
以上、非日常のたいへん充実したリバプール日帰り旅行となりました。
